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コラム

太陽と暦

太陽は「光」という形で地球上の生物に多大な恩恵を与えてくれます。しかし私たち人間は、その他にも太陽から様々な影響や恩恵を受けてきたと言えます。その中の一つに、私たちの暮らしと関わりの深い「暦(こよみ)」があります。

紀元前の古代国家では既に暦は作られていましたが、その多くは太陽ではなく月を基準とする太陰暦でした。時計もカレンダーもない時代ですので、満ち欠けのある月のほうが人々には判り易かった事も理由の一つです。暦の種類を大別すると、月を基準とする「太陰暦」、太陰暦を基に太陽の運行も取り入れた「太陽太陰暦」、太陽を基準とする「太陽暦」があります。

現在、日本で使われているのは太陽暦で、明治時代に導入されました。この太陽暦はグレゴリオ暦といい、16世紀に当時のローマ法王グレゴリオの命により作成されました。太陽のみかけの運行を基にして1年を365.2425日とし、400年に97日の閏(うるう)を入れることで、約3000年に1日の誤差という正確さになりました。基準となるのは、1太陽年(365.2422日)で、地球が太陽の周りを1週する長さのことです。
この誤差を解消するために閏を入れるのですが、それには法則があることをご存知でしょうか。4年毎に閏年が来ると思われている人も多いと思いますが、実は「基本的に4で割り切れる西暦は閏年ですが、100で割り切れる時は平年、しかし400で割り切れる時は閏年」となります。ですから西暦2000年は閏年でしたが、西暦2100年は平年ということになります。

このように太陽は暦という形で私たちの暮らしの礎となってきたのです。また暦の中には春分や夏至といった「二十四節気」があります。これは元々太陰暦に由来しており、今でも季節を表す言葉として残っています。
多忙な毎日を送っていると季節感も希薄になりがちですが、たまには太陽電池のように、のんびりと空を見上げてみるのもいい気分転換になるかもしれません。


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